糖尿が悪化する理由?膵臓とその仕組みから考える①

いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。健康茶屋スタッフの宮本です。随分と暖かくなってきました。この季節に入ってくると花粉症の方は戦々恐々とされているかもしれませんね。ご体調管理には十分にご注意くださいね。

さて、今日は最近ご質問の多い「糖尿」に関するテーマについて書いてみたいと思います。糖尿病を考える上でまず、「膵臓」の働きについて詳しく知る必要があると思いますので、今回は主に膵臓に関する内容です。

= あらかじめご確認の上、お読みください =

雲南紅豆杉は健康食品ですので、インターネットで効果や効能といったものを謳って販売する事は関連法令に抵触する可能性がございます。具体的な体験談をお聞きになりたい方や、タキサスに関するお問合せやご相談は当店フリーダイヤル0120-222-432 までお願いいたします。一部、表現があいまいであったり、分かりにくい部分があるかも知れませんがご容赦くださいませ
. m(_ _;)m


肥満人口2300万人!日本は今「肥満」に注意が必要

最近のお問合せで血糖値が気になる、、、というご相談を良く耳にします。厚生労働省の2001年~2010年の調べによると約3割が肥満という結果だったそうです。そもそも「肥満」とは体内に過剰に脂肪が蓄積されている状態を指しますが、その指標としてBMI(Body Mass Index)という単位が用いられます。BMIは

BMIは 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) で求めることができます。日本肥満学会によると、概ね、18.5~25未満であれば通常であるようです。

画像の説明

この肥満が進行するとどうなるのでしょう。皆さんは「死の四重奏」という言葉をご存知でしょうか?「肥満」「高血圧」「高コレステロール血症(高脂血症)」「糖尿病」を指します。肥満に伴ってこれらの症状が誘発されやすく、重篤な病状に進行する可能性が高い事からこのように呼ばれます。

脂肪を体内に蓄えるのは飢餓から身を守る為だった

これほど脂肪を体内に蓄えると様々な病気の原因になる可能性があるのに、そもそもなぜ私達の身体には脂肪を蓄える機能が備わっているのでしょうか?

画像の説明

これは人類の進化の歴史と深い関係があるようです。人類が安定的に食糧を得られるようになったのは農耕が広まったわずか数千年前以降の話です。それまでは狩猟や果実の採集によって食を満たしていた為、いつ飢餓に襲われても生き延びる為の進化の過程で体に脂肪を蓄積するようになった、と考えられています。

体内で脂肪を蓄える際に「肝臓」も重要な役割を果たしますが、そもそも脂肪を溜めておく脂肪細胞は全身に存在し、特に皮下組織や内臓に多く集まっています。脂肪細胞には白色脂肪細胞褐色脂肪細胞があり、褐色脂肪細胞は脂肪を蓄えるのとはむしろ反対の役割をしています。こちらには細胞のエネルギー代謝の役割を担うミトコンドリアが無数に存在し、脂肪が分解されてできた「遊離脂肪酸」を消費して熱に変える働きをしています。肥満や糖尿に関係が深いのは白色脂肪細胞といい、主に脂肪はこちらに溜まります。


画像の説明

食事をとると、炭水化物などはブドウ糖となって小腸から吸収されます。その後、血液に流れ込んだブドウ糖の量が増えてくると「膵臓」インスリンを分泌し、同じく血管内の血液を通じて体内に運ばれます。そして白色脂肪細胞にある「インスリン受容体」とインスリンが結合すると体内にブドウ糖を消費するようにシグナルが出されるのです。このシグナルのおかげで私達は糖尿病にならずに健康でいられます。さらに血液中に存在していたブドウ糖は中性脂肪へと姿を変え、白白脂肪細胞に取り込まれます。

これまで脂肪細胞は「単なる貯蔵庫」と考えられてきましたが、近年の研究で脂肪細胞は単なる容器ではなく様々なホルモンを分泌して活動を行っている事が分かってきました。むしろ体重に占める割合で考えると人体で最大の内分泌器官である、という説もあるくらいです。



・・・・さすがに、少し長ったらしくなってきました。。。うぅ、、申し訳ありません。簡潔にまとめるのってとても難しいですね(´;д;`)

という訳で、次回に「脂肪細胞が糖尿を悪化させる理由」というテーマで続けてみたいと思います。

では今日はこの辺で。

コメント


認証コード2686

コメントは管理者の承認後に表示されます。